男が部屋に足を踏み入れる。女の住む部屋
末期的空間。落ちかけの果実のような雰囲気

ピアノが鳴る。内面に渦巻く虚構がその産声を上げる
男は女の衣類を身につけ、「女」という虚構に身をやつしていく
電話が鳴る

―――どこにでもある「女」の、最後の恋の物語

出演/佐藤大樹
ピアノ演奏/中谷路子
原作/J.コクトー 『声』
脚色・演出/村野玲子
協力/PIC早稲田大学劇団木霊
共催/NPO法人 くにたち富士見台人間環境キーステーション
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NPO法人 くにたち富士見間環境キーステーション

演出ノート

内奥を暴く存在としての「女形」。

虚構が暴かれ、仮面が剥ぎ取られ、恐れていた生身の姿を白日のもとに曝される女。

むき出しになる真実の姿。

そこには愛に生きようとあがく叫びがあり、それが叶うよう祈るしかない絶望がある。

年齢を重ねても時代を経ても変わることはない。

この、言わば人としてのありようを、「女形」という虚構を通じて描く。

「女形」は男でも女でもない。ただ人である。
内面を描くための抽象的存在、言わば虚構である。

男が女を演じることにより見出されるものは、セクシュアリティにとどまらず、
人間存在の原点となる。


内奥を時空間に表現するものとしてのピアノ。

電話の向こうの声とピアノの音は、男の演ずる女にだけ響く内からの声。

言わば他者と共有されることのない物語である。


内奥の現出としての空間。

その中に来場者は迷い込む。

唯一の外界とのつながりは、電話だけ。海底に沈む人の、たった一つの命綱である。


ある個人の体験を、他者と、どこまで広く、深く共有することができるのか。

#11の試みは、人が人であるために必要なことを問い直す。

村野玲子

佐藤大樹
Hiroki Sato
日本映画学校俳優科卒業。
現在はフリー活動中。
特技は、タップダンス・和太鼓演奏・マッサージ等々。
過去の出演作:
TBS『ぽっかぽか3』最終話、
舞台『リサの瞳の中に』
	(シアターVアカサカ提携公演)、
舞台『英國少年園〜美しき少年たちの鎮魂歌〜』、
佐藤寛之(元光GENJI)
	ファンクラブイベント サポートMC 等々
中谷路子
Michiko Nakatani
東京音楽大学卒業。東京芸術大学別科修了。
昨年ル−テル市ヶ谷にてデビューリサイタル。
オペラ、室内楽、独唱等の伴奏ピアニスト等
ピアノに関わる幅広い領域で活躍中。
日本声楽家協会コレペティトル専科在籍。

Click→中谷路子ピアノリサイタル
2007.04.07.sat/鎌倉 歐林洞

公演詳細

日程
2007年3月18日(日)
16:30 ・ 19:00 [計2ステージ]
受付開始は開演の30分前、開場は開演の15分前となっております。


料金
・一般前売3500円
・学生前売3300円[要予約・学生証提示]
・当日4000円(全席自由)
お席に限りがございますので、お早めにご予約下さい。


場所
KFまちかどホール
国立市富士見台1−7−1 富士見台団地1号棟1階
Click→地図
042-573-1141
JR南武線谷保駅より徒歩3分
[ JR中央線新宿→JR南武線立川→谷保:約40分 ]
[ 京王線新宿→JR南武線分倍河原→谷保:約35分 ]

ご予約方法

電話・e-mailでのご予約の際は
・フルネーム(ふりがな)
・ご希望の回
・ご希望の券種とご希望枚数〔例:一般2枚、学生1枚など〕
・お電話番号 
をお伝え下さい。折り返しご予約確認のご連絡を致します。
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万が一メールが届かない場合は、恐れ入りますが
tel:09096210218 / mail:nick-produce@csc.jp
(キン)までご一報下さい。

STAFF

舞台監督/大石郁実
照明/松本永(光円錐)
美術/岩田和明
衣装/本村渚
小道具/佐藤愛(自由創作師)
宣伝美術/高田香織
Web製作/木村友彦
制作/金有那(早稲田大学劇団木霊)
協力/PIC早稲田大学劇団木霊
共催/NPO法人 くにたち富士見台人間環境キーステーション


企画・製作/NICK-PRODUCE